村井進吾 展  MURAI Shingo New Works 2007
2007年11月5日(月)-11月24日(土)
日曜、祝日休廊 10:30-18:30

村井進吾は1952年生まれ。多摩美術大学大学院修了後、数多くの個展、グループ展で作品を発表。建築家との共同作業によるアートワークスも多く手掛けています。近年では大分市美術館で開催された「アート循環系サイト展」に出品、同美術館での大規模な個展も好評を博しました。

村井の作品はそのストイックな作品のためか、まず、石の美しさに心を奪われます。作品は黒御影石や大理石を掘削しただけの一見、簡潔極まりない形状をしています。しかしながら、その作品を良く見ると、所々に内部に思いを馳せる痕跡がいくつも見られます。
村井は従来、石塊を分割し再度組み立てた作品を発表してきました。それは二度と内部構造を見ることが出来ない、見えない部分を想像するしかない作品でした。
そのような中、近年は内部を隠すのではなく、外見から全てが見える切込みのある作品を発表しています。物体である「石」に、ある構造を与えることによって、その作品はどのような見え方をするのか? さらに、闇の固体である石とはどのような物体なのか? その闇の内部を見てみたいと村井は言います。

今回は黒御影石の立方体の新作が中心になりますが、辺の部分が緊張感のあるラインではなく、ギザギザの手わざが施された「破辺体」になっています。出品内容は、おおよそ60cmの立方体が7、8点、その他、小品を展示する予定です。

今回の個展は2年ぶりの新作展になります。また新たな展開を見せる村井の新作をこの機会に是非ご高覧頂けますようお願いいたします。

「1002」

2007
黒御影石
black granite
65(h)x62.5x62.8cm


                                               破辺体(小品)

関連情報: 2005.10 2004.6 2002.10 2000.3 2000.3_b

■展覧会概要
展覧会名 村井進吾 展 MURAI Shingo New Works 2007
会期 日時

2007年11月5日(月)〜11月24日(土) 日曜、祝日休廊 10:30-18:30

会場 ギャルリー東京ユマニテ
〒104-0031 東京都中央区京橋2−8−18 昭和ビルB1F
※地下鉄銀座線京橋駅6番出口から徒歩1分
問合せ先 ギャルリー東京ユマニテ   tel. 03-3562-1305 fax. 03-3562-1306
(e-mail) humanite@js8.so-net.ne.jp
● 村井進吾 略歴
1952 大分市生まれ
1978 多摩美術大学大学院美術研究科修了
● 主な個展
1984,85
88,90,99
ギャラリー山口(東京)
1997 愛宕山画廊(東京)
2000,02
04,05
ギャルリー東京ユマニテ(東京)
2001 「思考する石」大分市美術館
● 主なグループ展
1986,87 「PARTY浜松町東芝ビル彫刻展」(東京)
1994 「カジマ彫刻コンクール」鹿島建設KIビルアトリウム(東京)奨励賞受賞
1994 「サントリー美術館大賞展’94」<推薦部門>サントリー美術館(東京)
1995 「洞爺村国際彫刻ビエンナーレ’95」(北海道)準大賞受賞
1996,97
99,01,03,06
「雨引の里と彫刻」(茨城)
1997 「大邸アジア美術展」(韓国)
2000 「現代美術の磁場TUKUBA2000」茨城県つくば美術館(茨城)
2000 「米子彫刻シンポジウム」(鳥取)
2000 「かわさきアートアニュアル2000」アートガーデンかわさき(川崎)
2001 「大分現代美術展2002アート循環系サイト」大分市美術館(大分)
2003 「表象都市Metamorphosis広島−芸術実験展示プロジェクト2003−」(広島)
2005 「つくば美術展」つくば中央公園(茨城)